クレジットカードの還元率を上げる裏技は?ポイント最強カードの選び方
クレジットカードを持つなら、ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶのがお得です。
高還元率カードなら普段使いをするだけでポイントを貯められますが、ちょっとした裏技を使うことで、ポイント倍率をさらにUPさせることができます。
本記事では、ポイント還元率が高いおすすめのクレジットカードをランキング形式で紹介するとともに、ポイント還元率を上げる方法についても詳しく解説します。
条件別おすすめの高還元率クレジットカード厳選3選
会社員 学生 | 39歳以下 | 主婦 主夫 | |
---|---|---|---|
クレジットカード | 三井住友カード(NL) | JCBカードW | イオンカードセレクト |
還元率 | 対象店舗で最大5% | 還元率が常に2倍 | 対象店舗で1% |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA Mastercard® | JCB | VISA Mastercard® JCB |
高還元率クレジットカードおすすめランキング
数あるクレジットカードの中から、還元率が高くポイントが貯まりやすいカードを厳選しました。
どのクレジットカードも、使い方によってポイントの貯まり方が大きく変わりますので、ポイント還元率を最大にする方法も合わせてご紹介します。
【三井住友カード(NL)】サービスの組み合わせで最大10%還元
三井住友カード(NL)は、対象店舗でタッチ決済をすることでポイントが貯まりやすい人気のクレジットカードです。
通常は0.5%還元ですが、セブン-イレブン・マクドナルド・ドトールコーヒーショップなどの対象店舗を利用の際にタッチ決済で支払うと合計で最大5%ポイントが還元されます。
学生の方は、AmazonプライムやHuluなどのサブスクサービスを三井住友カード(NL)で支払うと、通常ポイント(0.5%)にプラスして、200円(税込)につき+9.5%ポイントが還元されます。
三井住友カード(NL)は完全ナンバーレスで年会費永年無料ですので、幅広い年齢層の方が安心して利用できるクレジットカードといえます。
通常ポイント(0.5%)+タッチ決済利用(4.5%)+家族ポイント(最大5%)
※対象店舗でVisaのタッチ決済もしくはMastercard®コンタクトレスを使って支払った場合、利用金額200円につき+4.5%ポイント還元。家族の登録1人につき1%で最大5%還元。
通常還元率 | 200円=1ポイント(0.5%還元) |
還元率アップ | ・対象のコンビニ、飲食店で最大5%還元※ ・ご家族の登録でポイント最大+5%還元 ・選んだ3店舗の利用で+0.5%還元 |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA MasterCard® |
対象年齢 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
発行日数 | 最短5分 |
ポイント利用方法 | 景品、マイル、ギフトカード、他社ポイントに移行など |
旅行保険 | 海外 :最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、iD、PiTaPa、WAON |
追加カード | ETCカード、家族カード |
※商業施設内にある店舗など、 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
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【JCBカード W】常にポイント2倍、パートナー店の利用で最大21倍
JCBカード Wは、18~39歳の方を対象とした高還元率クレジットカードです。ポイントが通常のJCBカードの2倍貯まるので、メインカードとして活躍します。
39歳までに入会すれば40歳以降も年会費永年無料で利用できるので、早めの入会がお得です。
貯まったOki Dokiポイントは、Amazon.co.jpでのお買い物で1ポイントにつき3.5円分として支払いに利用でき、キャッシュバックなら1ポイントにつき3円分として支払い金額に充当できます。
その他にも商品と交換、マイルや他のポイントに移行するなど、ライフスタイルに合わせて自由に使うことができます。
ポイント優待店(JCB ORIGINAL SERIESパートナー)でポイントアップ登録してからお買い物をする
通常還元率 | 1000円=2ポイント JCBプレモカード OkiDokiチャージやnanacoポイントへ移行は1%還元 |
還元率アップ | ・Starbucks eGiftの購入は21倍 ・スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージは11倍 ・ポイントアップ登録してAmazon.co.jpを利用するとポイント4倍 ・全国のセブン-イレブンで、ポイント3倍 |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB |
対象年齢 | 18歳以上39歳以下(高校生を除く) |
発行日数 | モバ即なら最短5分 |
ポイント利用方法 | 買い物、支払い、商品交換、マイルなどにポイント移行 |
旅行保険 | 海外 :最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | Apple Pay 、Google Pay、 iD、 QUICPay |
追加カード | ETCカード、家族カード |
詳細はこちら
【イオンカードセレクト】イオングループ対象店舗は常に1.0%還元
イオンカードはどこで利用しても200円(税込)ごとに1ポイントがたまり、1ポイント=1円から支払いに利用できます。
全国のイオン・イオンモール・ダイエー・マックスバリュなどのイオングループ対象店舗で利用した場合は、200円(税込)ごとに2ポイントが貯まります。
ポイント還元サービスの他に、毎月20日・30日はイオンのお買い物代金5%OFF、55歳以上の方は毎月15日にイオンのお買い物が5%OFFになるなどの特典もあります。イオン系列のお店をよく利用する方は、ぜひ持っておきたい一枚ですね。
電子マネーWAONはオートチャージを利用する。イオングループ対象店舗以外でもお買い物は毎月10日がお得
通常還元率 | 200円=1ポイント(0.5%還元) イオングループ対象店舗はいつでも200円=2ポイント(1%還元) |
還元率アップ | ・WAONオートチャージ+買い物で200円ごとに2ポイント ・毎月10日はイオングループ対象店舗で5倍(200円で5ポイント) ・毎月10日はイオングループ以外でも2倍(200円で2ポイント) |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA MasterCard® JCB |
対象年齢 | 高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方 |
発行日数 | 最短5分 |
ポイント利用方法 | WAON POINT加盟店での支払いや商品への交換 |
旅行保険 | - |
スマホ決済 | Apple Pay、iD、AEON Pay |
追加カード | ETCカード、家族カード |
詳細はこちら
【楽天カード】楽天グループ以外での利用も常に還元率1.0%
楽天カードは、楽天グループサービスを使えば使うほどポイント倍率がUPするお得なクレジットカードです。
楽天モバイルや楽天銀行、楽天市場アプリを普段から利用している方は、楽天カードを持っていないと逆に損をするくらいのサービス内容です。
楽天グループ以外の利用でも100円につき1ポイントが貯まるので、メインカードに向いています。
楽天カードは2枚目を発行できるという特徴を持っていますが、カードを使い分けてもポイントは一つの楽天ポイント口座に貯まっていきます。楽天カードは、ポイント還元率と利便性が高いクレジットカードをお探しの方におすすめです。
店舗で買い物の際に楽天ポイントカードを提示してから、楽天カードで支払いをする
通常還元率 | 100円=1ポイント(1%還元) |
還元率アップ | ・楽天ペイ払いで最大1.5%還元 ・楽天ポイントカードを掲示し楽天カードで支払うとポイント2重取り ・楽天市場アプリで代金を楽天カードで支払うと還元率3.5% |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA MasterCard® JCB AMEX |
対象年齢 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
発行日数 | 約1週間 |
ポイント利用方法 | 楽天サービス、街のお店、楽天EdyやANAマイレージに交換 |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | Apple Pay、 Google Pay、 iD 、楽天ペイ |
追加カード | ETCカード、家族カード |
【dカード】常に1.0%還元、加盟店での利用は2%還元でお得
dカードはNTTドコモが発行しているクレジットカードで、いつものお買い物で1%のdポイントが貯まります。dポイント加盟店で利用すると還元率が2%にUPするので、お得にお買い物ができます。
ネットショッピングを利用する際には、「dカード ポイントモール」を経由するだけでポイント倍率が上がります。dカードは店舗で利用しても、ネットショップで利用しても還元率が高いのがメリットです。
ドコモユーザーではない方もポイントを貯めやすいクレジットカードですが、ドコモユーザーの方がd払いを利用するとさらにポイントUPします。
ドコモユーザーの方は、d払い(コード決済)の決済回数に応じて最大3%のdポイントGET
通常還元率 | 100円=1ポイント(1%還元 |
還元率アップ | ・dポイント加盟店での支払いで還元率2% ・dカード ポイントモールを経由してネットショッピングすると1.5~10.5倍 ・d払いステップボーナスで最大3%還元 |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA MasterCard® |
対象年齢 | 高校生を除く満18歳以上の方 |
発行日数 | 最短5日 |
ポイント利用方法 | 買い物や携帯電話料金の支払いに利用可能 |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円 国内:最高1,000万円 ※各29歳以下の方のみ・利用付帯 |
スマホ決済 | Apple Pay、iD |
追加カード | ETCカード、家族カード |
【三菱UFJニコス VIASOカード】ボーナスポイント最大12%還元
三菱UFJニコス VIASOカードは、学生の方も申込できる年会費無料のクレジットカードです。
通常還元率は0.5%ですが、携帯電話・インターネットプロバイダー・ETCの利用時は、いつでもポイント2倍になります。
VIASOカードの特徴は、貯めたポイントが1ポイント1円でオートキャッシュバックされること。ポイントは入会から1年間蓄積され、対象月にキャッシュバックされます。
還元月にショッピング請求がある場合は自動的に差し引きされるので、貯まったポイントは1ポイントも無駄になりません。
POINT名人.comを経由してお買い物をすると、基本ポイントに加えてボーナスポイントが貯まる
通常還元率 | 1000円=5ポイント(0.5%還元) |
還元率アップ | ・携帯電話・インターネットプロバイダー・ETCの利用で1%還元 ・POINT名人.com経由で商品を購入すると還元率最大12% |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | MasterCard® |
対象年齢 | 18歳以上で安定した収入がある方、学生の方(高校生を除く) |
発行日数 | 最短翌営業日 |
ポイント利用方法 | 1ポイント1円でオートキャッシュバック |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
追加カード | ETCカード、家族カード、銀聯カード |
クレジットカードの還元率を上げる3つの裏技
ちょっとした裏技を使うだけで、クレジットカードのポイント還元率を引き上げる事ができます。
裏技を知っていると知らないとでは大きな差が出てくるので、ぜひポイントをおさえておきましょう。
ポイントカード提示+スマホ決済でポイント二重取り
クレジットカードによっては、ポイントカードを提示してからカード決済をすることでポイント二重取りが可能です。たとえば楽天カードとdカードは、ポイントの二重取りができるクレジットカードです。
ポイント還元率を最大まで引き上げるために、対象加盟店でポイントカードを忘れずに提示するようにしましょう。
楽天カードで楽天市場を利用するとSPUでポイント最大16倍
楽天カードのメリットは、楽天グループのサービス使えば使うほどポイントUPすることです。
SPUはお買い物マラソンや楽天スーパーSALEとも併用可能なので、開催中のキャンペーンと合わせると大幅なポイントUPのチャンスがあります。
対象サービスの条件を達成すると、楽天市場でのお買い物がポイントアップするプログラムのこと
貯まったポイントを1ポイント=1円相当で使える楽天カードは、とにかくお得感が高いのがメリット。顧客満足度調査では、クレジットカード業種で14年連続ランキングでNo.1を獲得した実力を持っています。
ECサイトを経由してネットショップを利用するだけでポイントUP
多くのクレジットカードには、会員が利用できるポイント優待サイトがあります。
ポイント優待サイトを経由してネットショッピングを楽しむだけで、通常よりも高い還元率でポイントが貯まります。
- 三井住友カード(NL)……「ポイントUPモール」
- JCBカードW……「オリジナルシリーズ」
- dカード……「dカード ポイントモール
ポイントUPするためには事前エントリーが必要な場合があるので多少の手間はかかりますが、より多くのポイントを貯めたい方におすすめの方法です。
普段使いには通常還元率1%以上のクレジットカードが最適
クレジットカードを利用すると、利用額に応じてカード会社からポイントが付与されます。
クレジットカードの「還元率」とは、利用額に対して何円相当のポイントが還元されるかを表す割合のことです。
200円=1ポイント | 0.5%還元 |
100円=1ポイント | 1.0%還元 |
1,000円につき5ポイントが付与されるクレジットカードは、200円につき1ポイントのカードと同じで0.5%還元となります。
クレジットカードのポイント還元率は0.5%が一般的
知名度が高いクレジットカードの還元率を比較してみると、基本還元率が0.5%のクレジットカードが約半数を占めています。
クレジットカード | 還元率 |
---|---|
JCBカードW | 1.0%~5.5% |
dカード | 1.0%~4.5% |
楽天カード | 1.0%~3.0% |
三井住友カード(NL) | 0.5%~5.0% |
イオンカードセレクト | 0.5%~1.5% |
三菱UFJニコス VIASOカード | 0.5%~5.5% |
200円につき1ポイント(1円相当)が貯まる0.5%還元のクレジットカードが、平均値ということができます。
高還元率カードまではいかないものの、ポイントが貯まることには変わりないので、現金払いで支払う場合よりもお得にお買い物ができます。
ポイント高還元率カードとは還元率1.0%以上のカード
メインカードとして使うなら、還元率1.0%以上のクレジットカードがおすすめです。
還元率1.0%のクレジットカードなら、100円につき1ポイント(1円相当)を効率よく貯めることができます。
還元率0.5%のクレジットカードと1.0%のクレジットカードでは、獲得できるポイント数にどれだけ差が出てくるかを見てみましょう。
利用額 | 1.0%還元 | 0.5%還元 |
---|---|---|
10,000円 | 100ポイント | 50ポイント |
20,000円 | 200ポイント | 100ポイント |
30,000円 | 300ポイント | 150ポイント |
40,000円 | 400ポイント | 200ポイント |
50,000円 | 500ポイント | 250ポイント |
100,000円 | 1,000ポイント | 500ポイント |
利用額が多いほど、ポイント数の差が大きくなります。同じ金額を利用するなら、できるだけ多くのポイントを獲得した方が間違いなくお得です。
何かしらの条件を満たした場合の還元率ではなく、基本の還元率が1.0%以上のクレジットカードは、普段使いに最適です。
通常還元率が2パーセント・3パーセントのカードはあるのか
通常還元率が2%もしくは3%のクレジットカードは存在しませんが、条件をクリアすることで還元率がUPするクレジットカードは多数存在します。
たとえば三井住友カード(NL)は通常0.5%還元ですが、対象店舗でタッチ決済を利用すると5%還元になります。楽天カードは通常1%還元ですが、楽天ペイのコード・QR払いで最大1.5%還元になります。
ポイントアップの条件は各クレジットカードによって異なりますので、カードの特徴をよく理解して利用することで、より多くのポイントを効率的に貯めることができます。
還元率が高い最強クレジットカードを選ぶ5つのポイント
どうせ使うなら還元率が鬼レベルのクレジットカードを使いたいという方に向けて、失敗しないクレジットカードの選び方を解説します。
- 還元率が上がる条件が自分に合っている
- 年会費と還元率のバランスが良い
- 利用してみたい付帯サービスがある
- ポイントの有効期限が長い
- 旅行傷害保険が充実している
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
ポイントアップの条件がライフスタイルに合っているカードを選ぶ
クレジットカードごとに設定された通常還元率に基づき、普通に買い物をするだけでもポイントは貯まっていきます。
さらに、特定の店舗の利用やタッチ決済の利用で、ポイント還元率が上がります。
ポイント還元率を最大限まで上げるコツは、普段から利用している店舗が還元率UPの対象になっているクレジットカードを選ぶことです。
三井住友カード(NL) | ・対象のコンビニ、飲食店で最大5.0%還元※ ・ご家族の登録でポイント最大+5%還元 ・選んだ3店舗の利用で+0.5%還元 |
JCBカードW | ・Starbucks eGiftの購入は21倍 ・スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージは11倍 ・ポイントアップ登録してAmazon.co.jpを利用するとポイント4倍 ・全国のセブン-イレブンで、ポイント3倍 |
イオンカードセレクト | ・WAONオートチャージ+買い物で200円ごとに2ポイント ・毎月10日はイオングループ対象店舗で5倍(200円で5ポイント) ・毎月10日はイオングループ以外でも2倍(200円で2ポイント) |
楽天カード | ・楽天ペイのコードやQR払いで最大1.5%還元 ・楽天ポイントカードを掲示し楽天カードで支払うとポイント2重取り ・楽天市場アプリで代金を楽天カードで支払うと還元率3.5% |
dカード | ・dポイント加盟店での支払いで還元率2% ・dカード ポイントモールを経由してネットショッピングすると1.5~10.5倍 ・d払いステップボーナスで最大3%還元 |
※商業施設内にある店舗など、 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
セブン-イレブンやローソンをよく利用する方には「三井住友カード(NL)」が向いていますし、スターバックスをよく利用する方には「JCBカードW」がおすすめです。
ライフスタイルによってベストなクレジットカードは人それぞれですので、還元率が上がる条件が自分に合っているカードを選ぶようにしましょう。
年会費が無料でなおかつ還元率が高いカードがベスト
一般的なクレジットカードは年会費無料で利用できますが、ゴールドカードや一部のクレジットカードは年会費がかかります。
ゴールドカードは一般カードより限度額が高く、優待サービスやトラベルサービスが充実しています。
しかしポイント還元率に関しては、一般カードもゴールドカードも大きな差はありません。もちろんゴールドカードのポイント還元率の方が高い券種もありますが、普段使いするだけなら年会費無料の一般カードでも十分なサービスを得られます。
本記事でご紹介したクレジットカードは、いずれも年会費が永年無料ですので、長期的に見ても使いやすいカードと言えます。
還元率だけでなく付帯サービスや発行スピードにも注目
クレジットカードにはポイント還元のサービスだけでなく、会員限定の各種付帯サービスがあります。
付帯サービスの内容はクレジットカードによって特徴が異なるので、ぜひ利用してみたいと思えるサービスが付帯しているカードを選ぶと良いでしょう。
すぐに使えるクレジットカードをお探しの方は、即日発行に対応しているクレジットカードがおすすめです。
クレジットカード | 発行スピード | 付帯サービス |
---|---|---|
三井住友カード(NL) | 最短5分でカード番号発行 | SBI証券の投資信託をクレジットカードで積立できる 積立額の0.5%のVポイントが毎月貯まる |
JCBカードW | 最短5分でカード番号発行 | カードの紛失・盗難の届け日から60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を補償 |
イオンカードセレクト | 最短5分でカード番号発行2ポイント) | 所定の条件を満たすと年会費無料のゴールドカードを発行 |
楽天カード | 1週間~10日 | 楽天カード提示でハワイラウンジを同伴者も無料利用可能 |
dカード | 最短5日 | 携帯電話の紛失・盗難の際に、同一機種・同一カラーの携帯電話再購入費用の一部を補償(購入後1年間最大1万円) |
ポイントには有効期限がある場合が多いので要注意
クレジットカードの利用によって付与されるポイントには、有効期限があります。
クレディセゾンの「永久不滅ポイント」には有効期限がありませんが、ほとんどのクレジットカードのポイントは一定の期間を過ぎると失効してしまいます。
一例として、三井住友カード(NL)と楽天カードの新規入会&利用特典の有効期限を見てみます。
三井住友カード(NL) | 付与月+6ヵ月後末まで |
楽天カード | 期間限定ポイントは進呈日の翌月末まで |
三井住友カード(NL)のポイント有効期限は半年以上あるので、ポイントの活用方法をゆっくり考えることができます。
楽天カードのポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがありますが、期間限定ポイントは有効期限が短いのがデメリット。ポイントが失効しないように、貯まったポイントをコンスタントに利用していくのが良さそうです。
旅行好きの方は旅行傷害保険の充実度もチェック
旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを持っておけば、旅行中に事故や病気などのトラブルがあった時に保険金を受け取ることができます。
- 自動付帯:クレジットカードを持っているだけで自動的に適用される保険
- 利用付帯:旅行代金をクレジットカードで支払った場合にのみ適用される保険
三井住友カード(NL) | 海外:最高2,000万円 |
JCBカードW | 海外:最高2,000万円 |
イオンカードセレクト | - |
楽天カード | 海外:最高2,000万円 |
dカード | 海外:最高2,000万円 国内:最高1,000万円 ※各29歳以下の方のみ |
海外旅行にはほとんど行かず、旅行傷害保険を必要としない方には、三井住友カード(NL)がおすすめです。三井住友カードなら、旅行傷害保険から以下の3つの補償プランに切り替え可能です。
- 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
- ケガ安心プラン(入院保険/交通事故限定)
- 持ち物安心プラン(携行品損害保険)
ライフスタイルに合わせて自由に保険を選べるクレジットカードを選ぶことで、サービスを最大限活用することができます。
クレジットカード還元率についてのQ&A
通常時のポイント還元率が1.0%以上のクレジットカードは、高還元カードといえます。
還元率が1.0%以上で、1ポイント1円相当のポイントが付与されるクレジットカードがおすすめです。
100円=1ポイント(1.0%還元)のクレジットカードであれば、1000円で10ポイント貯まります。
200円=1ポイント(0.5%還元)のクレジットカードであれば、1000円で5ポイント貯まります。
楽天市場や楽天モバイルなどの楽天グループサービスを利用している方は、楽天カードの利用がお得です。ワイモバイル(Y!mobile)やヤフーショッピングをよく利用する方は、PayPayカードの利用がお得です。
ネットショップをよく利用する方は、楽天カードとPayPayカードの両方を作成して、場面によって使い分けることで効率的にポイントを貯める事が出来ます。