即日融資に審査なし・審査甘いはある?即日カードローン審査の流れを徹底解説!
旅行に飲み会、ゴルフなど、社会人はお金を使う多くの行事に参加しています。思いのほか使ってしまって、「すぐにお金が必要だけど金欠だ」ということもあるでしょう。
そこで頼りになるのが、最短即日での融資が受けられる消費者金融系カードローンです。
申し込みしてから最短25分で融資までたどり着ける業者もあり、その利便性は年々向上しています。
本記事では即日融資が可能なおすすめのカードローンや、申し込み手続きの手順について解説します。
「審査が甘いカードローンはあるのか?」という点でも解説しているので、気になる方はぜひ読み進めてみて下さい。
即日融資に対応したカードローンのスペック一覧表
社名 | 実質年率 | 融資時間※ | 借入方法 | 返済方法 | アプリ |
---|---|---|---|---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% | 最短3分 | 口座振込 プロミスATM 三井住友銀行ATM 提携金融機関ATM | 口座振替 プロミスATM コンビニATM インターネット | 〇 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 最短30分 | 口座振込 提携金融機関ATM | 口座振替 銀行振込 提携金融機関ATM インターネット | |
レイク | 4.5%~18.0% | Webで最短25分 (※2) | 口座振込 セブン銀行ATM 提携金融機関ATM | 口座振替 提携金融機関ATM 銀行振込 インターネット | |
アイフル | 3.0%~18.0% | Webで最短20分 | 口座振込 コンビニATM 提携金融機関ATM | 口座振替 口座振込 コンビニATM 店頭窓口 | |
アコム | 3.0%~18.0% | 最短即日 | 口座振込 アコムATM コンビニATM 提携金融機関ATM | 口座振替 アコムATM コンビニATM 提携金融機関ATM 店頭窓口 インターネット | |
セントラル | 4.8%~18.0% | 最短即日 | 口座振込 セントラルATM セブン銀行ATM | × | |
フタバ | 14.96%~17.95% | 口座振込 | 口座振込 ネットバンキング | ||
アロー | 15.0%~19.94% | 口座振込 | 〇 |
- ※注釈
-
※「即日融資」「即日振込」については、申込の曜日、時間帯によって、翌日以降の取り扱いとなる場合があります。お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます
※2.21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
【アイフル】※公式HPで貸付条件の詳細をご確認いただけます
即日融資に対応したカードローンのおすすめ比較ランキング
ひとくちにおすすめのカードローンといっても銀行系・信販系・消費者金融系などさまざまな種類があります。
即日融資でお金借りることを重視するなら、おすすめは大手消費者金融です。
「初回の利用では無利息期間がある」「最短20分で融資を受けられる」「コンビニATMに幅広く対応している」など、資本力のある大手ならではのサービスを利用できます。
ここでは消費者金融のなかでも特に規模が大きく、サービスが充実した大手の5社を紹介します。
プロミス|借入の翌日から最長30日の無利息期間がある
- 上限金利が17.8%と若干低め
- 原則24時間最短10秒で振込融資に対応
プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスから提供されているカードローンです。
設定されている金利は4.5~17.8%と、上限金利が他社よりも若干ながら低い設定になっている特徴があります。
初めて利用する方限定で「30日間無利息サービス」も提供しており、条件を満たせば初回出金日の翌日から30日間の利息が0円になります。
振込キャッシングもスピーディで、多くの銀行口座に原則24時間最短10秒で振込ができます。
金利(実質年率) | 4.5〜17.8% |
融資までのスピード | 最短3分 |
借入方法 | 口座振込 プロミスATM 三井住友銀行ATM 提携金融機関ATM |
返済方法 | 口座振替 プロミスATM コンビニATM インターネット |
スマホアプリ | 〇 |
詳細はこちら
SMBCモビット|職場への電話連絡なしで融資を受けられる
- WEB完結申し込みなら職場への電話連絡が原則なし
- 多機能な「Tカードプラス」の発行に対応
SMBCモビットは他社と比較して金利面のメリットは大きくありませんが、WEB完結申し込みを利用することで職場への電話がけ不要で融資を受けることができます。
- 三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行いずれかの本人名義口座をもっている
- 社会保険証・組合保険証のいずれかを持っている
また、多機能モビットカード「Tカードプラス」の発行も可能です。カードローン・クレジットカード・Tカードの機能がセットになっており、財布をスッキリさせつつ便利に利用することができます。
金利(実質年率) | 3.0〜18.0% |
融資までのスピード | 最短即日 |
借入方法 | 口座振込 提携金融機関ATM |
返済方法 | 口座振替 銀行振込 提携金融機関ATM インターネット |
スマホアプリ | 〇 |
詳細はこちら
レイク|最長60日・180日の無利息がある
- 最長180日の無利息期間※2がある
- 審査結果をWEBで速やかに確認できる
レイクの特長はなんといっても、他社よりも圧倒的に長い無利息期間でしょう。
はじめて契約の方なら「30日間無利息」以外に、「借り入れのうち5万円まで180日間無利息」と、「WEB申し込み限定で60日間無利息」を選べます。※2
また審査結果の確認がスムーズに行えるのもメリットです。8時10分から21時50分まで(毎月第3日曜日は8時10分~19時まで)審査結果をWEBで確認できるので、審査結果のメール待ちで時間を消費してしまう心配は無用です。
金利(実質年率) | 4.5〜18.0% |
融資までのスピード | Webで最短25分※1 |
借入方法 | 口座振込 セブン銀行ATM(スマホアプリ) 提携金融機関ATM |
返済方法 | 口座振替 提携金融機関ATM 銀行振込 インターネット |
スマホアプリ | 〇 |
- ※注釈
-
※1.21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※2.Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
≪60日・180日共通の注釈≫ ※2.初めてなら初回契約翌日から無利息 ※無利息期間経過後は通常金利適用。 ※30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。 ※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。
≪60日間無利息の注釈≫※初めてWebで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。 ※Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
≪180日間無利息の注釈≫ ※契約額1万円~200万円まで
≪30日間無利息の注釈≫※契約額1万円~500万円まで ※Web申込でも契約額200万円を超えた場合30日間無利息 ※Web以外(自動契約機や電話)で申し込んだ場合は30日間無利息を選択できる
≪貸付条件≫貸金業者の商号:新生フィナンシャル株式会社関東財務局番号・登録番号:関東財務局長(10) 第01024号協会員番号:日本貸金業協会会員第000003号貸付利率:(年率)4.5%~18.0%※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式返済期間・返済回数:最長5年・最大60回※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。遅延損害金(年率):20.0% 担保の有無:不要
詳細はこちら
アイフル|審査対応が速くて最短20分融資
- 大手としては貴重な「独立した貸金業者」である
- 最短20分融資※でスピーディーな対応
アイフルでは最短20分融資※と、他社と比較してもスピーディに融資まで進めることが可能です。
大手のなかで「銀行の傘下でない」独立した数少ない消費者金融であるのも特長です。プロミスやアコムなどとは違った独自の基準によって審査を通過できる可能性があります。
金利(実質年率) | 3.0〜18.0% |
融資までのスピード | 最短20分※ |
借入方法 | 口座振込 コンビニ銀行ATM 提携金融機関ATM |
返済方法 | 口座振替 店舗窓口 コンビニATM 口座振込 |
スマホアプリ | 〇 |
※申込の曜日、時間帯によって、翌日以降の取り扱いとなる場合があります。お申込の状況によってはご希望にそえない場合があります。
※公式HPで貸付条件の詳細をご確認いただけます
アコム|クレジットカード「ACマスターカード」も発行
- 初回契約の翌日から30日の無利息期間がある
- クレジットカード「ACマスターカード」も利用できる
アコムは、メガバンクを擁する三菱UFJフィナンシャル・グループが提供しているカードローンです。
はじめての人で条件を満たせば契約の翌日から30日間の無利息期間が設定され、お得に利用することができます。
さらに消費者金融としては珍しく、クレジットカード「ACマスターカード」も提供しているのが特長です。
ACマスターカードは即日発行が可能であり、利用額の0.25%が自動的にキャッシュバックされます。
金利(実質年率) | 3.0〜18.0% |
融資までのスピード | 最短即日 |
借入方法 | 口座振込 アコムATM コンビニATM 提携金融機関ATM |
返済方法 | 口座振替 アコムATM コンビニATM 提携金融機関ATM 店頭窓口 インターネット |
スマホアプリ | 〇 |
即日融資が可能な選択肢には中小の消費者金融もある
即日融資ができてサービスが充実した業者といえば大手の消費者金融ですが、審査通過率が半分にも満たないので審査落ちの可能性もあります。
アコム | 42.3% |
SMBCコンシューマーファイナンス (プロミス、SMBCモビット) | 37.0% |
レイク | 36.1% |
アイフル | 31.3% |
※アコムマンスリーレポート
※SMBCコンシューマーファイナンス月次データ
※SBI新生銀行四半期データブック2022年6月末
※アイフル月次データ
大手の審査に落ちた場合の選択肢になるのが「中小の消費者金融」です。
以前は即日融資に対応していなかったりコンビニATMが使えなかったりとサービス内容で劣ることが多かったのですが、最近は大手に負けないサービスを提供する中小消費者金融も増えました。
ここでは大手の審査に落ちたあとに検討したい有力な中小消費者金融について紹介します。
セントラル|セブン銀行ATMでの借入・返済ができる
- 大手と同様に最長30日の無利息期間が利用できる
- 全国のセブン銀行ATMを利用して借入できる
セントラルは創業から50年の歴史があり、中小消費者金融としてかなりの老舗です。
大手と同様に、初回の利用時は30日間の無利息期間が適用されるほか、全国どこからでも申し込みできて最短即日融資にも対応しています。
全国のセブン銀行ATMまで使える等、中小としては大手に近いサービスを提供しているので、使い勝手もバツグンです。
金利(実質年率) | 4.8%~18.0% |
融資までのスピード | 最短即日 |
借入方法 | セントラルATM 口座振込 セブン銀行ATM |
返済方法 | セントラルATM 口座振込 セブン銀行ATM |
スマホアプリ | × |
フタバ|16時までの申し込み完了で即日融資可能
- 多くの大手よりも安い上限金利
- 16時までの申し込みで最短即日融資が可能
フタバも、セントラル同様の知名度と歴史を誇る消費者金融です。
上限現金利が17.95%と、大手の多くで採用されている18.0%より若干ながら安くなっているメリットがあります。下限は14.96%と高いので、5万円程度の少額だけ借りたい人におすすめできます。
フタバの即日融資は16時までの申し込みで対象となるので、できるだけ速いタイミングでの申し込みを心がけましょう。
金利(実質年率) | 14.96%~17.95% |
融資までのスピード | 最短即日 |
借入方法 | 口座振込 |
返済方法 | インターネットバンキング 口座振込 |
スマホアプリ | × |
アロー|最短即日での融資が可能
- 最短45分で審査完了・最短即日融資が可能
- 専用アプリでのWEB完結申し込みも可能
アローは、最短45分で審査が完了する消費者金融です。中小消費者金融でありながらアプリも提供しており、WEB完結で申し込みすることもできます。
金利は19.94%なので他社よりも高めですが、その代わり柔軟な審査が行われる可能性もあります。
短期間で完済できれば金利差で発生する利息も小さいので、アローで借りた際は最短で完済できるように計画を立てましょう。
金利(実質年率) | 15.00%~19.94% |
融資までのスピード | 最短即日 |
借入方法 | 口座振込 |
返済方法 | 口座振込 |
スマホアプリ | 〇 |
カードローンは即日融資ができる?
カードローンは、銀行などの金融機関や消費者金融などの貸金業者が提供している「個人向けの融資サービス」のことです。
結論から言ってしまえば、カードローンは即日融資に対応しています。
ただし、全てのカードローンで即日融資が可能ということではありません。
消費者金融カードローンでは最短即日融資が可能
カードローンのなかで即日融資に対応しているのは、銀行以外の「ノンバンク」カードローンです。
とりわけ消費者金融系カードローンの審査スピードは早く、最近では申込から融資まで最短25分程度で完了するサービスもあります。
慎重に審査が実施される銀行カードローンと比較すると、その審査スピードは段違いです。
- 銀行系カードローン⇒最短翌営業日
- 消費者金融系カードローン⇒最短25分
元々「最短30分審査、最短60分融資」といったようにスピーディな審査が魅力でしたが、最近はますます磨きがかかってきたといえるでしょう。
銀行カードローンは選択肢から外す必要がある
一方、消費者金融と並んで有力な選択肢である「銀行カードローン」ですが、こちらは即日融資に対応していません。
- 銀行系カードローン⇒不可能
- 消費者金融系カードローン⇒可能
銀行系カードローンが即日融資を受けられない理由は2つあります。
1つは審査の厳しさ。2017年以前は銀行が積極的に融資を行っていたのですが、多重債務者や自己破産者の発生が問題視されました。
2018年以降は審査が厳格に行われるようになり、慎重な審査によって融資までの時間が長くなりやすい環境になってしまっています。
もう1つは2018年から始まった警察庁データベースへの照会作業です。反社会的勢力に資金が流出しないよう、現在の銀行では審査時に警察庁のデータベースへのアクセスと申込者の情報確認が義務付けられています。
この確認作業は即日では終わらず、終わらないと融資手続きが進みません。
上記のような要因によって、2022年現在では「即日融資」というテーマからは銀行カードローンは外れます。
審査なしで即日融資できる消費者金融はある?
急ぎでカードローンを利用したい方にとって、ネックになるのは、やはり「審査」ですよね。
審査なしですぐに融資を受けられるカードローンはないの?
このように考えてネット検索する人も多いのではないでしょうか?
ここでは「審査なしで借りられる即日融資可能な消費者金融・カードローン」の存在について解説します。
審査なしで即日融資できる正規の消費者金融は存在しない
結論をいってしまえば、審査なしで融資を受けられるカードローンは存在しません。
これは、即日融資が可能な消費者金融だけの話ではなく、他の金融サービスでも同様です。
銀行カードローンやクレジットカードのキャッシング枠でも同様で、法律を守って提供されるサービスで審査がない商品は存在しません。
貸金業法13条に「収入調査の義務」が課されている
審査なしで融資ができないのが、「融資前に審査をすること」という内容が貸金業法で決められているためです。
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用元:e-GOV|貸金業法
審査が完了しないと融資を受けられないため、即日融資を受けるなら審査の通過が必須ということになります。
正規の業者は「審査が甘い・審査なし」広告を打てない
そもそも、法律を遵守した正規の消費者金融の場合、「ブラックの人でも融資OK」「審査激甘」「審査なしで即融資」といった広告を打つことができません。
貸金業法の16条には以下のとおり、誇大広告の禁止等が明記されているためです。
貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。
引用元:e-GOV|貸金業法
「審査が甘くて簡単に借りられる」と利用者が誤認するような内容の広告を打つのは、間違いなく闇金です。
闇金は法律を守らずに悪徳な商売をする業者ですから、法外な内容の請求が行われる可能性があります。
- 法外な請求:法律の定めを超えた金利設定による利息が請求される
- 請求時の恫喝:法律で禁止されている深夜や、職場への電話がけ、訪問による恫喝
即日融資可能なカードローンの審査項目
即日融資が可能なのは審査が甘い・適当だからではなく、スピーディに審査が完結する仕組みができあがっていることが理由です。
銀行カードローンやクレジットカードと同じく、審査は厳格に行われます。よって、審査を通過するなら事前にどんな審査が行われているかを知ることが大切です。
実際にカードローンの審査基準の詳細は分かっていませんが、「何が審査されるのか」については一部で分かっていることもあります。
収入の安定性
お金を貸す立場である消費者金融からしてみれば、貸したお金に利息を加えて返済されることで初めてビジネスとして成り立ちます。よって、毎月の返済を実行できるだけの返済能力はどうしても求められるのです。
ギャンブルのように一瞬だけ高収入を得たとしても、良い評価には繋がりません。返済で重要になるのは一時の年収の高さではなく、「長期的に安定した収入」を得ているかです。
以下のような情報(属性情報)を元に、返済の安定性が総合的に判断されます。
- 年齢
- 年収
- 居住形態
- 家族構成
- 勤務形態
- 勤務先の名称
- 勤続年数 など
カードローンで借りたお金は毎月一定額を長期間に渡って返済することになるため、期間中に返済を滞らせない「収入の安定性」が重要視されます。
たとえば「会社員・公務員」は時給ではなく、月給で給料が保証されています。多少の景気悪化では収入が激減するリスクも低く、自然と審査での評価は高まるでしょう。
一方、高年収であっても「自営業・フリーランス」に関しては景気の悪化や事業の失敗などで収入が激減する可能性もあり、安定性という観点では会社員よりも審査で不利なケースもあるようです。
他社借り入れ情報
カードローンの審査の際は、申込者が過去にどんな金融商品を、どのように利用していたかをチェックするため、信用情報機関にアクセスします。
他社借入のチェックが重要なのは、総量規制の存在があるためです。
申込者の年収3分の1を超える融資ができないという、貸金業法の決まりのこと
貸金業法では総量規制のルールがあり、貸金業者は年収の3分の1を超える貸付けができません。
信用情報機関に残された記録から「すでに年収3分の1を超える借入になっている」と分かれば、即座に審査落ちになる可能性があります。
また、量規制に抵触していないとしても、複数の業者から借りている場合は審査担当者に「よほどお金に困っているのでは?」という疑念を抱かせることになり、審査で不利に働くことも考えられます。
信用情報
信用情報は、カードローンやクレジットカードなどの金融商品の利用履歴のことです。過去に一定以上の返済延滞や債務整理、強制解約などのマイナスな履歴が残されている場合、審査に悪影響を与えます。
過去に返済延滞などの記録があると、返済能力が低いと判断されても仕方ないでしょう。
ただ、過去に延滞があっても100%「審査を通過できない」という結果に直結するわけではありません。カードローンを提供している会社の判断次第では審査が続行されることもあります。
とはいえ悪影響は避けられません。カードローンの審査を通過したいなら、日頃からお金の支払いを期限までに行う癖を付けるべきでしょう。
カードローンで即日融資を受ける際の流れ
即日でカードローンを利用してお金を借りたいなら、申し込んでから実際にお金を受け取るまでの流れについて理解しておくことが重要です。
申し込み~審査~契約までの一連の流れを確認してみましょう。
カードローンのサービスを利用するには、提供業者に「利用する意思」を示す必要があります。
利用したいカードローン会社が決まったら、申し込みを行いましょう。
- WEB申し込み
- 電話申し込み
- 無人契約機店舗に来店 など
上記の方法なら、どれを利用しても最短即日での融資は可能です。
ただ、少しでも可能性を高めるなら「WEB申し込み」がおすすめになります。電話や無人契約機、店舗では混みあうと待ち時間が発生し、申し込みを始めるまでに余計な時間が発生します。
WEB申し込みなら自分の都合の良い時間にいつでも申し込めるうえ、手続きを始めるまでに余計な待ち時間も発生しないのでおすすめです。
即日での融資ができるカードローンであっても、融資前の「審査」は必須です。
まず、消費者金融の指示に従って本人確認書類を提出しましょう。必要に応じて、収入証明書の提出も求められます。
- 希望する融資限度額が50万円を超える
- 希望する融資限度額と他社での借入額が100万円を超える
提出した書類と申し込み内容、信用情報などを総合的に判断して、審査の合否が決定されます。
審査に落ちた場合はその旨が通達され、手続きはここで終了です。審査通過の連絡がきた場合は、次のステップに移りましょう。
審査通過後は、消費者金融と金銭消費貸借契約を結びます。
契約をしないと「契約の意志がない」として審査落ちと同じ扱いになる可能性があります。速やかに必要な契約を行いましょう。
カードローンはローンカードを受け取って利用する方法のほか、カードなしでもアプリや振込を使って融資を受けることも可能です。
- WEBからの振込
- ローンカードをATMに挿入・手続きのうえ専用アプリでATMから出金
- 店頭窓口で借入
即日融資を希望するなら、どの方法を使って現金を手に入れるか、事前にイメージしておくといいでしょう。
即日でカードローンの融資を受けるポイント・コツ
即日融資が可能なカードローンはコンピュータによる審査が導入されていることもあって審査がスピーディですが、最終的にジャッジをするのは人間の担当者です。
申し込み時間が遅かったり準備が不十分だったりすると審査を通過できない可能性もあるので、事前に十分な準備が必要です。
ここでは即日で融資を受ける前に知っておきたいコツ・ポイントについて紹介します。
できるだけ早い時間に申し込む
最近のカードローンは審査スピードがどんどん早くなっており、最短25分で申し込みから融資まで完結できるところも少なくありません。
とはいえ、25分融資はあくまでも最短の場合です。人によっては審査に時間がかかる場合もあるため、できるだけ早く申し込みましょう。
多くの場合、カードローンの審査対応時間は9:00~21:00(業者によっては22:00まで)です。
申し込み内容に不備がないようにする
申し込みをする際は「氏名」「住所」「年収」「勤務先」など様々な情報を入力しますが、これらの情報に間違いがないように注意が必要です。
たとえば申告した住所と本人確認書類の住所が異なっている場合、審査は完了しません。本人に確認の連絡が入ることになり、余計な時間がかかってしまいます。
また、たとえ故意でなくとも「虚偽の申告である」と判断されると審査落ちするでしょう。
必要書類を事前に用意する
審査の際は「本人確認書類」と、人によっては収入証明書類の提出が必要です。案内がきた都度に準備していては余計な時間がかかり、審査が長引いてしまうでしょう。
またひとくちに「本人確認書類」「収入証明書類」といっても、消費者金融ごとに提出できる書類が異なる場合があります。
申し込む消費者金融を決めたあとは提出できる書類の種類を確認し、事前に用意したうえで申し込みを始めましょう。
書類提出の指示が来てもすぐに撮影・アップロード作業に入れるので、時間のロスがなくなります。
借入する希望額は必要最小限にする
即日融資の可能性を少しでも高めるなら、申込時に希望する融資限度額は必要最小限にすることをおすすめします。
年収が同じなら、申し込む利用限度額が大きいほど審査は慎重に行われます。10万円を貸して返済されない場合と100万円を貸して返済されない場合では、消費者金融のダメージは全く異なります。
金額が高くなるほど審査が難しくなるのは当然でしょう。
50万円を超える希望額では本人確認書類に加えて「収入証明書類」の提出が必要であり、書類確認によって審査時間が長くなる可能性があります。
可能なら消費者金融の閑散期を狙う
カードローンに申し込む際、できる限り「繁忙期」を避けるのも1つの考え方です。
カードローンを提供する金融機関や消費者金融にも繁忙期と閑散期があり、繁忙期では申込者が多いことで審査に時間がかかりやすくなります。
- 3連休の前日お盆
- ゴールデンウィーク
- 年末年始行楽シーズン
人の移動が活発になり、お金をたくさん使う時期が繁忙期と考えられます。このタイミングは申込者が殺到するので、可能なら避けた方が無難です。
逆に「平日の昼間」は多くの会社員が仕事をしているタイミングであり、申込者は多くありません。
即日融資の可能性を高めるなら、平日の昼間に申し込めないか検討してみるのも良いでしょう。
即日融資のカードローンを利用する際の注意点
即日融資可能なカードローンとはいえ、いつ申込しても必ず審査を通過できるわけではありません。
また、即日融資=審査が甘いということではないので、審査を通過できるだけの準備も必要でしょう。
カードローンの審査受付時間を確認しておく
即日融資が可能とはいえ、深夜に申し込んですぐに融資を受けられるわけではありません。
カードローンの公式サイトを見ると「24時間申し込みOK」と表記が出ていて紛らわしいですが、これはあくまで「申し込みは24時間いつでもWEBで受け付けます」という意味です。
消費者金融には業者ごとに「審査受付時間」が設定されており、その時間内に契約まで進めておかないと、即日融資はできません。
多くの消費者金融で9:00~21:00までが審査受付時間になっているので、どんなに遅くでも20:00までに、できれば16:00~18:00までには申し込みを終わらせておきたいところです。
審査が甘いところは探さない
即日融資が可能なカードローンを選ぶ際、「審査が甘い業者」を探すのはやめましょう。
- 審査基準が公表されていないので甘い・厳しいが判断できない
- 「審査が甘い」と公表している正規の業者はない
- 審査通過率(成約率)はタイミング次第で変動するため参考にしかならない
- 口コミで審査が甘いと書いてあっても根拠がない
審査が甘いと断言できる業者はなく、どの消費者金融でも審査は厳格に行われます。
たとえば口コミで「僕でも審査を通過できました。激甘です」と書かれていても、自分はその人とまったく同じ属性ではないため、審査を通過できるとは限りません。
審査が甘い消費者金融を探すのではなく、自身の返済能力や信用に問題がないかを確かめておく方が重要です。
たとえばすでに他社で借入している場合、臨時返済などで少しでも返済を進めておくと次の審査で評価される場合もあります。
即日融資可能なカードローン審査に落ちた場合の次の選択肢
「即日融資が可能」と聞くと何となく審査が甘いイメージがありますが、実際にはそんなことはありません。
時期によっても審査通過率は異なりますが、概ね35~40%程度です。
半分以上の人が審査落ちするのが現実ですから、「審査に落ちたあとの対処法」についても考えておくことが重要になります。
おまとめローンを利用する
すでに何社ものカードローンを利用していて新しいカードローンの審査を通過できない場合、おまとめローンの選択肢もあります。
おまとめローンは、文字通り複数のカードローンの返済を1本化するサービスです。
複数の借入を1社にまとめたうえで金利も安く見直されることがあり、毎月の返済額を少なくすることが可能です。
毎月の返済額が減った分を追加で返済し、効率良く返済元本を減らす工夫も必要です。
質屋を利用する
質屋は、持ち込んだブランド品などを担保にお金を貸してくれる貸金業者です。審査されるのは物の価値であり、申し込んだ人の信用は加味されません。
よって、過去に返済延滞をしていたことなどが原因でカードローンの審査に落ちた人でも融資を受けることが可能です。
質屋に預けたブランド品は借りたお金と利息を返済すれば戻りますし、預けた品物を放棄すれば返済の必要はありません。
クレジットカードのキャッシング枠も選択肢になる
クレジットカードには通常の買い物支払いに利用できるショッピング枠のほか、現金をATMからの出金等で借りられるキャッシング枠もあります。
すでにクレジットカードにキャッシング枠が設定されている場合、再び申し込んだり審査を受けたりする必要はありません。即日で融資が受けられます。
またキャッシング枠はショッピング枠に含まれるため、キャッシング枠を使いすぎるとショッピング枠も減ってしまいます。
通常のショッピングに支障がない範囲での利用に留めることも必要です。
まとめ
大手でも中小でも、多くの消費者金融では即日での融資が可能です。
ただ、即日での融資が可能なのは、決して審査が甘いからではありません。コンピュータによって瞬時に審査結果が表示されることでスピーディに手続きができるのであり、審査は厳格に行われます。
即日融資でカードローンを利用するには、審査の流れ・審査項目・必要書類などを把握したうえで、事前に準備しておくことが重要です。
今回紹介した情報をもとに、ぜひ即日での融資を実現してください。